「おしゃれな部屋にしたいのに、どうすればいいのかわからない」「どんなアイテムを選べばいいの?」お部屋のインテリアをどうすればおしゃれになるのか悩む人は多いのではないでしょうか。実は、おしゃれな部屋にすることは簡単で、椅子の選び方が重要です。本記事では、簡単におしゃれな部屋にしたい方向けに、
・インテリアをおしゃれにするポイント2つ
・椅子の選び方
・おすすめの椅子3選
をお伝えします。現役インテリアコーディネーターからの目線でお伝えするので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
インテリアをおしゃれにするポイント2つ
おウチ時間を快適にするおしゃれな部屋にするためには、インテリアの中でも椅子は重要だということはお伝えしました。インテリアをおしゃれにするポイントを2つに絞ってご紹介いたしますね。
お好みのインテリアスタイルを知る!!
インテリアをおしゃれにしたい!ダイニングチェアを新しく揃えたい!でも沢山ありすぎて分からないって事はありませんか?インテリアにはお部屋のイメージを決めてくれるインテリアスタイルがあります。
まずは自分がどんなテイストのインテリアスタイルが好きなのか探すのが大事です。インテリアスタイルを知ることで理想の椅子に出会えるきっかけになるでしょう。
一部になりますが代表的なインテリアスタイル「7タイプ」をご紹介致します。
🔷ナチュラルスタイル🔷
木の温もりやファブリックなど「素材の手触り感」を感じる人気スタイルです。基本的にはソフトトーンの木材+ホワイトをなどで統一し、ファブリックやインテリアでアクセントをつけていきます。
🔲ナチュラルスタイルの詳細はこちらから(Link)
🔷モダンスタイル🔷
余計なものがない、生活感がないマンションのモデルルームやホテルライクなスタイル
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🔷北欧スタイル🔷
白をベースに温かみのある「ファブリック」や「木などの自然素材を使った家具」や温かい色の照明を用いたスタイル
🔲北欧スタイルのの詳細はこちらから(Link)
🔷ミッドセンチュリースタイル🔷
1950年前後の大胆なフォルム・グラフィック柄・ちょっと奇抜なアクセントを効かせた革新新的デザインスタイル
🔲ミッドセンチュリースタイルの詳細はこちらから(Link)
🔷フレンチスタイル🔷
白をベースに重厚感のあるアンティークを使用しホワイトカラーの家具でロマンティックな空間のスタイル
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🔷アジアンスタイル🔷
バリ・タイ・インド・中国のアジア各国の素朴で温かみのある民芸家具や織物などを使って落ち着いた癒し系のスタイル。籐(ラタン)や竹(バンブー)などの天然素材の家具や籐の照明や木彫りや石彫りのレリーフなどのオブジェは効果的。
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🔷ボヘミアンスタイル🔷
カラフルな民族柄やエスニッテクテイストに自然素材を入れ、都会的なアイテムに民族的な要素を取り入れたスタイル
🔲ボヘミアンスタイルの詳細はこちらから(Link)
椅子でインテリアをおしゃれにするポイント。
お好みのインテリアスタイルが決まったら、次はお部屋のインテリアをグレードアップしてくれる椅子のセレクトです。表題でお伝えしている通り『インテリアは椅子で決まる!!』と言っても過言ではありません。
椅子はお部屋の印象を決めるとても大切なアイテムなのです。椅子1つでお部屋のアクセントとなり、今ある家具や雰囲気をグッと素敵になります。
フローリングや壁紙を張り替えて好みのテイストにする方法も方法もありますがでもそこまで・・・という方が大半です。まずは今ある家具に合わせて、1つお気に入りの椅子を置いてお部屋をグレイドアップしましょう。
購入したけど今のスタイルにマッチしない〜なんて事にならないように まず「椅子」でお部屋をおしゃれにするポイントを抑えてみてくださいね。
🔷お部屋のイメージに合った素材・色味を選ぶ。
☑️ダイニングテーブルの素材や色に合わせて統一感を出す。
☑️お部屋全体のテイストに合ったカラーをセレクト。
例)高級感を出したい場合、グレー×ブラウン(濃淡つける)で全体をまとめる。
ラグマットやソファなどもグレーや濃いブラウンの色使いをするとまとまります。
🔷椅子のカラーでお部屋にアクセントをつける。
☑️お部屋のベースのカラーとは補色(反対色)カラーの椅子でアクセントをつけると全体のバランスがしまってしゃれ度アップします。
例)ベージュ・グレーベースのカラーにレッドやイエローの椅子を一脚置く。
🔷座るだけじゃなく、ディスプレイしてオシャレ度、ワンランクアップ。
☑️玄関やお部屋のコーナーにインテリアとしておく。
ディスプレイとして置いて、お花や小物など雑貨を飾ってみると一気に素敵になりますよ。
🔷動線がスムーズか、圧迫感がないか、置く場所を決めてスッキリみせる。
☑️素敵な椅子を置いてもゴチャゴチャしているとおしゃれに見えません。全体的に低い家具でまとめてみる。移動したり、立ち座りの時に邪魔にならない家具のスペースを取るようにしましょう。スッキリさせる事で、お部屋のバランスも良くなります。
良い椅子を選ぶポイント!
『立っている上半身の姿勢をそのままキープできる椅子』がベストと言われています。
日本では進んでいなかった在宅ワークも普及しておウチ時間が増えた現代では、椅子の重要性は高まってきました。また・・食事をしたり・テレビを見ながらゆったりとくつろいだり、より快適に過ごしたいですよね。
そのためには椅子の座り心地さは本当に大事なんです。
素材の種類・メリット・デメリットをお伝えしますので確認して、インテリアに合った座り心地の良いお好みの椅子を探してみましょう。
素材によって座り心地や耐久性などの機能性の違いを確認する
椅子の素材はさまざまあります。選ぶ素材によってお部屋のインテリアスタイル・雰囲気が変わってきます。もちろんおしゃれなお部屋にするにはデザインはとても大切ですが選ぶ素材によって座り心地・お手入れ・耐久性が異なります。
🔷ファブリック🔷
アクリル、ウール、レーヨン、ナイロンなどを使用して織られた布地です。
◉メリット
・温かみがあって伸び縮みのよる劣化が少ない
・色のバリエーションが豊富
・様々なインテリアスタイルに合わせやすい
・コストが抑えらる
◉デメリット
・水や汚れに弱く、飲み物や食べ物をこぼしのシミが出来やすい
・ホコリやダニがつきやすく、手入れが大変
・摩擦に弱い・毛羽立ち・毛玉が出来やすい
◉おすすめのインテリアスタイル
・ナチュラルスタイル・北欧スタイルのインテリアと相性が抜群です!
🔷合皮🔷
ビニールレザーやソフトレザーと呼ばれている人工のレザー生地
◉メリット
・本革と比べてコストがリーズナブル
・色のバリエーションが豊富
・手入れが楽(お子様がいる家庭には最適ですね)
◉ デメリット
・通気性・吸湿性に劣る
・劣化しやすい
・本革と比べると安っぽく見える
◉おすすめのインテリアスタイル
カラーバリエーションが豊富なので、どんなスタイルにも合わせやすいです。
求めやすいコストでお手入れも楽なのが魅力ですね。
🔷本革🔷
動物の皮を使って作られたものになります。
椅子用の素材としては牛革を使用していることが多いです。
◉メリット
・見た目、艶があり重厚感・高級感・存在感
・吸湿性・保湿性があり蒸れづらい
・ホコリ・ダニがつきづらい
・経年劣化を楽しめる
※プロテクトクリーム」などを定期的に塗ることで必要な栄養を与え寿命を伸ばしてくれるので是非活用してみましょう。
◉デメリット
・日々のお手入れが必要
・水に弱い
・熱に弱い(直射日光が直接当たる場所は避ける事が必要です。)
・布地や合皮に比べて高価
◉おすすめのインテリアスタイル
モダンスタイル・ミッドセンチュリーなど高級感・ヴィンテージ感を演出するなら本革がおすすめ。
経年劣化を楽しみたい素材ですね。
🔷プラスチック🔷
ABS樹脂 FRP繊維強化プラスチックがあります。
◉メリット
・質感を楽しめる
・お手入れが楽
・都会的でおしゃれな印象
・色のバリエーションが豊富
◉デメリット
・プラスチックなので割れが心配
・座り心地が固い
◉おすすめのインテリアスタイル
デザイン性も優れていてカラーバリエーションが豊富なので、お好みのインテリアスタイルに合わせられます。素材が固く長時間座るとお尻が痛くなることもあるのでおしゃれなクッションなどと合わせて使うことをおすすめします。
椅子選びのポイント
椅子を選ぶ時、デザインや素材に目線がいきがちですが、椅子は眺めるものではなく「座る」ものなので、座って心地よい自分に合った椅子を選びたいですよね。そのためには椅子を選ぶ時のポイントを押さえておくことが重要です。ポイントを確認して良い椅子を選びましょうね。
🔷椅子選びのPoint !!🔷
☑️腰の位置に支えがありしっかりと腰を支えてくれる椅子
☑️座面が高くなく、脚が床面にしっかりつく・膝裏を圧迫しない椅子
テーブルの高さによっても違いますが、一般的に床から座面までに高さは40㎝〜45㎝です。
身長によっても座った感じが変わってきますので、出来れば実際座って確かめましょう。
また現在使っているテーブルに合わせる場合は、テーブルの天板の高さから椅子の座面までの空間が25㎝〜
30㎝位あると余裕があり、使いやすいので購入する場合は確認しましょう。
☑️幅・奥行がありゆったりと座れる椅子
☑️長くゆったりと座る時は「肘掛け」がある椅子もおすすめ
メリットとしては体重を肘掛けで支えてくれたり、座ったり立ち上がる時にも使えます。
インテリアスタイルを決めて椅子をえらぶ
最初にインテリアスタイルをご紹介しましたが、参考にしてお好みのインテリアスタイルに合う「椅子」をレイアウトしましょう。まずはこんなお部屋にしたい!!という好みのスタイルを決めましょう。
これから一緒に過ごす椅子でお部屋のインテリアをワンランクアップさせれると素敵ですね。インテリアスタイル別の椅子を紹介しますので、あなた好みの椅子を見つけてください!
《インテリアスタイル別の椅子を紹介》
🔷ナチュラルスタイル🔷
アースカラー・天然木・スッキリした温かみのある椅子をチョイスしましょう。
天然木だと、メイプル・タモ・ナラ・パインなど明るい色の家具がおすすめ。
ザ・チェア(The Chair)(ハンス・J・ウェグナー)
無駄のないシンプルなデザインの美しさに座り心地も良いチェアです。
🔷モダンスタイル🔷
LCスリングチェア(ル・コルビジェ)
ステレススチールのボディとレザーの座面・背もれの近代的なデザインの椅子です。
小ぶりながらも空間のアクセントとして存在感を演出します。
🔷北欧スタイル🔷
アントチェア(アルネ・ヤコブセン)
北欧デンマークを代表する建築家の椅子です。蟻をモチーフにした可愛いデザインでアリンコチェアとも呼ばれています。ダイニング・ワークスペース・お部屋にポツンと置いても絵になります。
スワンチェア(アルネ・ヤコブセン)
北欧デンマークを代表する建築家の椅子です。白鳥をイメージさせる曲線のフォルムは優雅で座りやすやが人気です。北欧の温かいカラーをお部屋のアクセントにして存在感を出せます。
🔷ミッドセンチュリースタイル🔷
チューリップアームレスチェア(エ–ロ・サーリネン)チューリップ型のミッドセンチュリー代表の椅子です。
🔷フレンチスタイル🔷
フレンチシャビーなウィンザーチェア(ERCOL アコール)
アーチと曲線の背もたれが印象的。ペイントを施しフレンチーシャビーテイストに仕上がっています。
🔷アジアンスタイル🔷
ウォーターヒヤシンスの背もたれと高級木材をマホガニーを組み合わせた椅子。(MITRA)。バリのリゾートホテルの様な優雅な空間を演出。
🔷ボヘミアンスタイル🔷
ピーコックチェア(ハンス・J・ウェグナー)
孔雀が翼を広げた様なデザイン。1970年代にボヘミアン文化の重要な椅子と位置付けられた椅子です。
インテリアコーディネーターがおすすめする椅子3選
椅子をお部屋に迎えるにあたって、おしゃれな椅子沢山あってどれを選ぶか悩んでしまうと思います。「おしゃれ」で「座り心地が良い」「どんなスタイルにも合わせやすい」ながーく付き合っていきたい椅子をインテリアコーティネーター目線でご紹介します。ぜひ、参考にしてくださいね。
ダイニングに合う座り心地の良い椅子
ダイニングで過ごす時間をゆったりと過ごしたい!
見た目だけじゃない、座り心地も耐久性もあり、座れば座るほど「体」に馴染んでくる座面はずっと座っていても疲れづらい座り心地の良い椅子です。
🔷Yチェア ハンスJ・ウェグナー🔷
座面は「ペーパコード」と言われる耐久性がある樹脂を含ませた紙製の紐を編み込んで作られています。お尻にフィットして包み込んでくれます。夏は涼しく、冬は暖かく通気性が良く季節に関係なく快適な椅子です。
アームは浅め・・・ 横を向いても斜めに向いても自由に座ることが出来ます。
アームは高め・・・ 体勢を変えた際、アームに背もたれとして体をあずけられるので、どんな姿勢でも楽に過ごせます。
・・・座り心地良すぎて、食事が終わってもナカナカ椅子から立ち上がれない!なんて事も。食後もYチェアに座ってゆったりと楽しい時間が過ごせそうですね。
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ダイニングにもデスクチェアとしても使える1脚2役
ありきたりなダイニングテーブルやデスクがワンランクおしゃれになるデザインが優れた椅子をおすすめします。カラーバリエーションが豊富なので、お部屋のイメージに合わせて選べて1脚でグッとグレードアップします。ダイニングテーブルとしてもデスクチェアとしてもディスプレイ用としても活躍してくれますよ。
🔷イームズシェルサイドチェア DSW🔷
チャールズ・イームズの「不朽の名作」の椅子!どんなインテリアにも溶けこんでいきます。
ダイニングテーブルとしてもデスクチェアとしてもまた玄関やお部屋のコーナーにインテリアとして置いても空間がおしゃれになります。カラーバリエーションが豊富なのでお部屋のイメージに合わせて選べるところがニクイ!!。
ダイニングテーブルに合わせるなら、4脚全部同じカラーではなくて好きな違うカラーでコーディネートすることもおすすめ。1脚2役・・・いえいえ1脚4役・・?活躍してくれる優れものの椅子です。
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ずっと座っていたい♪くつろげるチェア
1人の時間をラグジュアリーに過ごす。オットマンをプラスして、脚を投げ出して肉厚の革のクッションに身をあずけてゆったりとしたくつろぎタイムを手に入れてみませんか?
🔷イームズ ラウンジチェア&オットマン🔷
半世紀前にプロダクトされたパーソナルチェア。これひとつあれば、お部屋がおしゃれになること間違いなし!
デザイン性と機能性の両方を備えた完璧!と言える椅子です。肉厚の本革のクッションに背面はプライウッド(合板)・脚にはアルミを使用した、研ぎ澄まされたデザイン かつ 座り心地の良さを追求した本当に最高傑作です。
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まとめ
インテリアにはさまざまなスタイルがあり、選ぶ素材やデザインで座り心地が異なってお部屋のイメージを変えられることお分かりいただけましたでしょうか?選ぶ椅子1つでグっと、お部屋がおしゃれになります。自分が過ごしたいインテリアスタイルを見つけて、お気に入りの椅子を置いてみましょう。ずっと座っていたい!見ているだけでうっとりする!なんていう椅子と出会えたらおウチ時間が今まで以上に楽しくなりそうですね。
また椅子の値段ですが様々です。欲しい椅子が見つかったけど、デザイナーズチェアでちょっと価格が・・・という方にはリプロダクト家具のチェアもオススメです。
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値段だけでなくお部屋に合う素敵な椅子を見つけてお部屋をおしゃれにしてみて下さいね。
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